電力会社の電気を使わない生活 オフグリッドな生活を見てきました

建築仲間のお誘いで「オフグリッド生活」を見てきました。

聞きなれない言葉ですが、実は少し前のテレビでタレントの相楽晴子さんがハワイでオフグリッド生活をしているという番組をみていて何となくはイメージできていましたが、やはり実際に見ると驚くことはたくさんありました。建築的にも日本ではなかなか見れないものでした。

一般的に生活する上で必要なことは「電気・水・ガス」などになります。

オフグリッド生活とは電力会社の電気を使わず、できるだけ自給自足の生活をするということを言うのですが、電力は想像がつくと思いますが、太陽光パネルを用いて、バッテリーで蓄電し、家の中に供給して使用します。

雨水を使って生活用水と飲料水は基準値までろ過し、排水は生物分解されながら植物の根元を通って植物を育てる仕組みになっています。

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でも、思ったよりタンクも小さくてシンプルなもので、このシステムがうまく活用できれば、家庭用の水の一部でも自分たちでまかなえることができればいいなと思いました。

ガスはプロパンガスを使用しています。

それは、IHにするとすごく電気を使うことから、ガスにされたようです。

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中の雰囲気は、漆喰の壁、瓶をアレンジしてステンドグラス風のデザイン、南には大きな窓が沢山あり、天気がよかったこともあり、部屋の中はとても暖かでした。太陽光の日射取得で部屋を暖めているのです。

この辺の考え方は建築をするうえでも、同じように考えられていることだと思いました。

室内に、小さい鉢植えでなく畑があったのはびっくりしました。野菜を栽培し、食料の一部として食べているようです。

建物自体も、できるだけ、環境に配慮し廃材を集めて建設したいという考えから、表面的には見えませんが、空き缶、瓶、タイヤなどを使用して建築されているようです。

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北側になります。

場所も少し坂を登ったところに建築されています。最初に目にする光景ですので、衝撃です。

水色はなかなかない発想の色です。

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手前が玄関アプローチで、南の大きな窓が連続するデザインになっています。

形は、とてもユニークですね。

宮崎駿監督の世界観です。

でも、なんだかワクワクしてきます。

2時間ほどの見学でしたが、色々考えさせられました。

でも、やはり、見学を通して、日常は電気製品にあふれていると思いました。電気を当たり前のように使用し、電気の使う量に限りがあると考えて大事に使うようになるんだと思いました。

子供達には、こういう今の日常にない体験をすることで、電気の大切さを学べたらとは思いました。

(春から、宿泊体験ができるようです。一棟貸しですが、電力の量が4人分ぐらいかといわれました)

実際今は一人で生活されていてるようで、自分でまきを割ったり、風呂を沸かしたり、冷蔵庫も水洗トイレもないという不自由なイメージでしたが、実際は違っていました。

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実際のトイレです。

その方いわく、オフグリッドに細かい定義はなく、無理のない生活こそがオフグリッドを持続できる大切な要素のようです。

なかなかオフグリッド生活をするのは勇気がいりますが、自分たちのおかれている現状はとても贅沢なことなんだと改めて感じました。

電気や水はあたりまえのものではなく、ありがたいものだと。

建築的には、太陽の光を使った自然を活かした家づくりはすばらしいことなんだと改めて思いました。

とてもわかりやすく説明して頂いたTさん、素敵な時間をありがとうございました。

ご興味があればこちらもご覧ください。

さらに詳しく書いてあります。

 https://readyfor.jp/projects/earthship

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